自称ドイツ人による寸借詐欺

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1.最近、欧州地域では、ドイツ人大学教授を装う中年男性による日本人旅
行者に対する寸借詐欺事案が多く発生しています。

2.この寸借詐欺の手口は、観光中や両替所で順番待ちの日本人旅行者に対
して、ドイツの大学の教授等と称する男性が分かりやすい英語で「一緒に
観光したい」とか「条件の良い両替所を紹介したい」等と声をかけて親切
そうに近寄り、しばらく世間話や身の上話をし、ある程度打ち解けた頃を
見はかり、所用があり本日中に帰国する、あるいは学会に出席する必要が
あるが、クレジット・カード類を紛失したため現金が引き出せない、休日
のためドイツ大使館が閉まっている等困惑ぶりをアピールし、航空券の購
入等のための現金の借用を懇願するというものです。

3.被害にあった複数の日本人旅行者によれば、これらのケースでは、見た
目も立派な外国人男性が身分証明書を提示し、すっかり高名な研究者であ
ると信じ込ませた上で、否応なく借用書が書かれ、連絡先を示され、断り
切れなくなり現金を貸してしまうというものであり、約束の期日になって
も現金の振り込みがなく、また連絡先も不通であることから、騙されたこ
とに気づいたとのことです。

4.このような寸借詐欺の被害に遭わないためには、観光地などでむやみに
話しかけてくる人に対しては、親切そうな人であっても一定の距離をお
き、常に警戒心を持って接することが必要です。特に、現金の貸与を求め
てくる場合には、借用書を書いたり、身分証明書や連絡先を提示されたり
しても、信用することなく、きっぱりと断るよう心掛けてください。

5.なお、このような旅行者を狙った寸借詐欺は世界中で発生していますの
で、欧州以外の地域に渡航・滞在される方も被害に遭わないよう、十分ご
注意ください。また、海外安全ホームページの「海外邦人事件簿」にも関
連情報が掲載されていますので、御参照ください。
( http://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo13.html )

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省領事局海外邦人安全課
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)

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