マダガスカル危険情報

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●全土
:「十分注意してください。」(引き下げ)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)マダガスカルでは2009年に入るまで、政治的に対立していたラヴァル
マナナ大統領(当時)とラジョリナ・アンタナナリボ(首都)市長(当
時。現「暫定政府大統領」)との間で緊張が続いていましたが、2009年
1月17日から同年3月17日に「暫定政府」に政権が事実上移行するまでの
間、市長支持派による大統領に対する抗議行動が首都部を中心に継続
し、略奪や放火も発生しました。また、タマタブ、チュレアール、ディ
エゴ・スアレス、フィアナランツァ、アンチラベ等地方都市においても
抗議行動が断続的に発生しました。

(2)「暫定政府」への事実上の政権移行後は、地方都市部も含め抗議行動
は沈静化し、現在首都アンタナナリボにおいては、宿泊施設及び飲食店
等も通常営業に回復しています。また、夜間外出禁止令が1月17日に発
出されましたが、3月20日に解除されました。

(3)一般犯罪については、首都アンタナナリボを始めとする都市部のマー
ケットや貧困地域及び外国人居住区を中心に、武装強盗、窃盗、引った
くり、置き引き等の事件が頻発し、全般的に治安状況は悪化しています
ので、これまでと同様、首都圏と地方都市においては十分注意する必要
があります。

2.地域情勢
首都アンタナナリボ市を含む全土
:「十分注意してください。」
(1)首都アンタナナリボ市
(イ)2009年1月17日以降、ラジョリナ・アンタナナリボ市長(当時。現
「暫定政府大統領」)支持派によるラヴァルマナナ大統領(当時)へ
の抗議行動が発生・継続し、ラジオ局等に対する襲撃・放火及び大統
領所有の食糧卸売りスーパー等での略奪・放火という事態に至りまし
た。この事態を受け、同27日には夜間外出禁止令が発令されました。
(ロ)同年3月16日、軍が市長支持の態度を表明、同日夕刻、市中心部の
大統領府を占拠しました。そのため同17日にはラヴァルマナナ前大統
領が大統領職を辞任及び権限を軍に委譲した後国外に逃避し、さらに
軍は権限をラジョリナ市へ委譲したため、政権は事実上同元市長を
「暫定大統領」とする「暫定政府」側に移行しました。
(ハ)これにより抗議行動は沈静化し、夜間外出禁止令は同年3月20日に
解除されました。また、混乱等の発生が心配された同年6月26日の独
立記念日式典においても、特段大きな混乱は見られませんでした。
(ニ)現在、首都アンタナナリボにおいては、治安は落ち着きを見せてい
ます。これに伴い、宿泊施設及び飲食店等も通常営業に戻るなど、経
済活動も回復しつつあります。また、外国人観光客も徐々に回復する
傾向を示しています。
(ホ)一般犯罪に関する治安状況は、以前から続いている貧困層の拡大傾
向に加え、今回の政変と社会的混乱を背景に悪化する傾向が見られま
す。犯罪のタイプは、これまでと同様、富裕層や外国人を狙った強盗
事件及び走行車両への襲撃、強盗等が発生しています。つきまして
は、外出の際には常にこのような危険に遭遇する可能性に十分留意
し、なるべく目立たない服装及び行動をとるよう心掛けるとともに、
貴重品の管理には万全を期してください。また、夜間の外出は可能な
限り控えてください。
(ヘ)身代金目当ての誘拐事件も発生しています。誘拐から自分自身と家
族の安全を守る心構えとして、「目立たない」、「用心を怠らな
い」、「行動を予知されない」の三原則を念頭に、日常における予防
策を忘れないでください。また、「目立つ服装は避ける」、「通勤時
間や経路を変更する」、「外出や帰宅時に、不審者や不審車両がいな
いか注意する」等の注意が必要です。(詳細はホームページ
( http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html )を参照して
ください。)

(2)地方都市
(イ)首都でのラヴァルマナナ大統領(当時)への抗議行動発生を受け、
2009年1月27日以降、マジュンガ、チュレアール、アンチラベ、サン
ババ、タマタブといった地方都市で同(前)大統領所有の食糧卸売り
スーパーを始め、一般商店に対する略奪・放火事件及び抗議行動が発
生しました。また、ディエゴ・スアレス、フィアナランツァ等の地方
都市においても小規模な抗議行動が断続的に発生しました。
(ロ)しかし3月17日の政権移行により、抗議行動は沈静化し、現在は平
穏な状況にあります。
(ハ)一般犯罪に関する政治状況については、首都圏と同様に悪化する傾
向が見られますので、十分注意する必要があります。外出の際にはな
るべく目立たない服装及び行動をとるよう心掛けるとともに、貴重品
の管理には万全を期してください。また夜間の外出は可能な限り控え
てください。

上記情勢を踏まえ、マダガスカル全土に対して発出していた「渡航
の是非を検討してください。」の危険情報を「十分注意してくださ
い。」に引き下げます。

3.滞在に当たっての注意(渡航者全般向けの注意事項)
(1)マダガスカルでの滞在にあたっては、安全対策基礎データを参照の
上、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてくださ
い。また、外務省、在マダガスカル日本国大使館、現地報道及び関係機
関等より最新情報を入手するよう努めてください。
(イ)航空機の運航停止及び警察あるいはデモ隊による道路封鎖等、不測
の事態を念頭において行動計画を立てる。
(ロ)テレビ、ラジオ等から最新の情報の収集に努め、暴動、略奪行為等
の発生が報じられた場合は外出を控える等安全対策を講じる。
(ハ)集会等大勢の人が集まる場所には近づかない。
(ニ)滞在中は旅券等の身分証明書を携行する(ただし、スリ・ひったく
りに対する注意を怠らない)。
(ホ)夜間の外出は可能な限り控える。

(2)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡に必要ですので、到
着後遅滞なく在マダガスカル日本国大使館に「在留届」を提出してくだ
さい。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はマダガスカ
ルを去るとき(一時的な旅行を除く)は、必ずその旨を届け出てくださ
い。なお、在留届は、在留届電子届出システム
(ORRネット、 http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧め
します。また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在マダ
ガスカル日本国大使館まで送付してください。

(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在マダガスカル日本国大使館(Ambassade du Japon)
住所:8 Rue du Docteur Villette, Isoraka, Antananarivo, Madagascar
(B.P.3863)
電話: (261-20) 2226102
FAX : (261-20) 2221769

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