ペシャワル市内爆弾テロ事件
1.10月28日午後1時30分(現地時間)ごろ、北西辺境州州都ペシャワ
ル市内ペピル・マンディ地区のミーナ・バザールにおいて、車両爆弾を用いた
爆弾テロ事件が発生し、報道等によれば、100人以上が死亡、200人以上
が負傷したほか、爆発によって多数の店舗が崩壊し、火災が発生しました。本
件爆弾テロ事件は、本年に入ってからパキスタンで発生した最大規模のもので
す。
2.本件事件発生の背景等詳細は不明ですが、累次スポット情報にてお知らせ
しているとおり、現在、パキスタン全土において、過激派武装勢力等によるテ
ロ事件が多発しています。10月17日から、政府軍による連邦直轄部族地域
(FATA)南ワジリスタン管区におけるイスラム過激派に対する掃討作戦が
本格的に開始されており、今後も政府軍による軍事作戦の継続や拡大に伴い、
北西部にとどまらずパキスタン全土の大部分を含む様々な地域において報復テ
ロの発生等情勢が更に悪化する可能性が高いことから、日常行動に当たっては
細心の注意を払い、高い危機意識を持って行動いただくことが重要となります。
3.ついては、パキスタンに渡航・滞在される邦人の皆様におかれては、テロ
事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき今一度
十分な注意を払い、これまでのスポット情報等最新の情報にも留意しつつ、慎
重な行動に心掛け、個々人における安全対策・危機回避に十分注意してくださ
い。また、ペシャワル市には「渡航の延期をおすすめします。(滞在中の方は、
不測の事態に巻き込まれないよう退避を含め危険回避を真剣に心掛けてくだ
さい。)」との危険情報を発出しているほか、パキスタン各地に危険情報を発
出していますので、そちらも御参照ください。
(1)所在地や滞在地におけるテロ事件の発生状況、発生の可能性の有無等、
テロ事件に巻き込まれるおそれがないかについて、あらかじめできるだけ具体
的に承知しておく。標的となりやすい場所(軍、警察、検問所、国連関係機関、
政府機関、欧米関連施設、宗教関連施設、教育関連施設)にはできるだけ近
づかない。
(2)テロ事件が発生している地域への立入りは控える。
(3)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(4)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に
行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速
やかにその場から離れる。
(5)空港を利用する場合、しばしばテロリストの襲撃の標的となることを念
頭に置き、不必要に人の多く集まる場所に近寄らない。その他、ホテルのフロ
ント等不特定多数の人の立ち入りが容易な場所での滞在時間は最小限とするよ
う心掛ける。
(6)最近の傾向として、警察当局がセキュリティーの強化を実施しているた
め、渋滞が多くなっている。極力渋滞の多い検問所付近の通行は避ける。
4.なお、爆弾事件に関しては、以下も併せて御参照ください。(パンフレッ
トは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.htmlに記載)
(1)2009年6月1日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)3100
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/(携帯版)
○在パキスタン日本国大使館
電話:(92-51)907-2500
○在カラチ日本国総領事館
電話:(92-21)3522-0800
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