パキスタン:自爆テロ事件の発生
1.3月8日午前8時(現地時間)頃、パンジャブ州ラホール市モデル・タウ
ン内の連邦捜査庁(FIA)が入居しているビルにおいて、自動車爆弾による
とみられる自爆テロ事件が発生しました。報道によれば、現在までのところ、
少なくとも13人が死亡、60人以上の負傷者が出ている模様です。また、本
件テロ事件に関し、パキスタン・タリバーン運動(TTP)の広報担当が、「
今回の攻撃は、部族地域で行われた(米軍の)無人機攻撃と(パキスタン)軍
の作戦に対する報復であり、我々は無人機攻撃と作戦が継続する限り今回のよ
うな攻撃を続ける」と述べた旨報道されています。
2.なお、ラホール市及びその近辺においては、2008年3月11日に連邦
捜査庁ビルが攻撃された爆弾テロ事件、2009年10月15日には連邦捜査
庁ビル、エリートフォース(特殊部隊)訓練センター及びマナワン警察学校の
3か所に対して、武装勢力による銃撃・突入を伴う同時多発テロ事件が発生し
ており、特に法執行機関を標的とするテロ事件が多発しています。また、2009年
12月7日には同市内ムーン・マーケットにおいて爆弾テロ事件が発生
し、多数の死傷者が出ました。
3.政府軍による軍事作戦の継続や拡大に伴い、パキスタン全土の様々な地域
において、報復テロの発生等、情勢が更に悪化するおそれもありますので、厳
重な注意が必要です。また、日頃から、自宅、勤務先等の近辺に、テロ事件の
標的となり得る可能性の高い場所又は施設があるか、詳細を承知しておくこと
も重要です。最近のテロ事件の傾向として、午前中から日中にかけての時間帯
に多くの事件が発生していることから、買い物等、外出時の行動は極力短時間
とする等、十分な安全対策を講じてください。
4.パキスタンに渡航・滞在される邦人の皆様におかれては、テロ事件など不
測の事態に巻き込まれることのないよう、以下の諸点につき今一度十分な注意
を払い、最新の情報にも留意しつつ、慎重な行動に心掛け、個々人における安
全対策・危機回避に十分注意してください。また、ラホール市には、「渡航の
是非を検討してください。」との危険情報(渡航情報)を発出している他、パ
キスタン各地に危険情報を発出しています。また、累次スポット情報にて注意
喚起している内容も再度御確認ください。
(1)テロの標的となりやすい場所(軍・警察等治安当局施設(含む車両、検
問所等)、国連関係機関、政府機関、米国系有名ホテルやファースト・フード
店を含む欧米関連施設、宗教関連施設)にはできる限り近づかない。また、車
両等で移動する際にも、同種の場所を避けるよう心掛ける。
(2)集会やデモが行われている場所には、決して近づかない。
(3)マーケットやバス停など人が集まる場所での用事は、短時間で効率的に
行なうとともに、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速
やかにその場から離れる。
(4)現在の治安情勢を踏まえ、警察当局は厳戒態勢を敷いて対応しており、
検問所において車両のセキュリティーチェックを厳重に実施している。右によ
り検問所に待機車両が渋滞となるケースが散見されるが、極力渋滞の多い検問
所付近の通行は避ける。
5.なお、爆弾テロ事件に関しては、以下も併せて御参照ください(パンフレ
ットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.htmlに記載)。
(1)2009年6月1日付広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)3100
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/(携帯版)
○在パキスタン日本国大使館
電話:(92-51)907-2500
○在カラチ日本国総領事館
電話:(92-21)3522-0800
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