タンザニア危険情報
●ブルンジとの国境付近
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●ザンジバル(ザンジバル島及びペンバ島)、インド洋沿岸部、タンガニ
ーカ湖岸付近並びにルワンダとの国境付近
:「十分注意してください。」(継続)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)タンザニアでは、過去、在タンザニア米国大使館爆破事件(1998年)
が起きましたが、タンザニア当局による警戒もあり、最近は大きなテロ
事件等は発生しておらず、情勢は安定しています。しかしながら、東ア
フリカ地域では度々テロ攻撃の脅威が指摘されています。
(2)ブルンジ、コンゴ民主共和国(タンガニーカ湖岸付近)及びルワンダ
との国境付近の治安情勢は流動的で、これらの周辺国の政情如何によっ
ては、急激に悪化する可能性があるため、渡航・滞在に当たっては、常
に最新情勢を把握する必要があります。特に、ブルンジとの国境付近は
引き続き不安定な状況にあります。
(3)ザンジバル(ザンジバル島及びペンパ島)では、過去、ザンジバル大
統領選挙及び議会議員選挙が実施され、最大野党市民統一戦線(CUF)
支持者と治安当局との間で衝突が頻発しました。現在は、平静を取り戻
していますが、次期選挙を2010年に控え、現地の状況には十分注意する
必要があります。
(4)タンザニアは他のアフリカ諸国に比べ伝統的に治安が良い国ですが、
近年は貧困に起因する一般犯罪が増え、周辺国からの不法滞在者や密入
国者、武器・麻薬等の密輸入の増加により、犯罪が凶悪化する傾向にあ
ります。
(5)特に外国人観光客を狙った犯罪の増加と凶悪化がダルエスサラームや
アルーシャにおいて顕著になってきていますので、十分注意してくださ
い。
ダルエスサラームのカリアコー地区、シティーセンター、ムササニ半
島のトゥーレ・ドライブ及びココ・ビーチ、セレンダー橋周辺、ウブン
ゴ・バスターミナル、市内長距離バス停留所近辺では犯罪が特に多発し
ています。
2.地域情勢
(1)ブルンジとの国境付近
:「渡航の延期をお勧めします。」
ブルンジでは、2006年9月にブルンジ政府と反政府勢力との間で和平
合意が締結されましたが、和平合意の実施は滞っており、政策に関する
意見の対立に起因した反政府勢力による政府軍への攻撃がたびたび発生
しています。今後も不安定な情勢が続き、ブルンジ国内の反政府勢力の
武装解除や、タンザニア国内のブルンジ国境付近で生活している約4万
人の難民の帰還には、今しばらく時間を要すると見られています。
また、国境付近、特に幹線道路には武装強盗が出没するなど、治安情
勢は引き続き不安定な状況にあります。
つきましては、目的の如何を問わず、同地域への渡航については延期
をお勧めします。また、既に同地域に滞在中の方々については、情報収
集に心掛けるとともに緊急事態が発生した場合の対応について再確認し
ておくようお勧めします。
(2)ザンジバル(ザンジバル島及びペンバ島)
:「十分注意してください。」
2005年末にザンジバルの大統領選挙及び議会議員選挙が実施され、与
党革命党(CCM)候補者が大統領に選出されました。当時、投票日の前
後には、主としてストーン・タウン及び近郊において野党支持者と治安
当局との間で衝突が頻発し、多数の負傷者及び逮捕者が発生しました。
現在、情勢は平静ですが、次期選挙を2010年に控えており、渡航・滞在
に際しては現地の状況に十分注意してください。
(3)インド洋沿岸部
:「十分注意してください。」
(イ)東アフリカ地域では国際テロの脅威が指摘されています。特に、イ
ンド洋に面した沿岸部には国際テロリストのメンバーが潜んでいる可
能性も否めないことから、今後の情勢次第では、タンザニアにおいて
テロ事件等が発生する可能性も完全には否定できません。(a)テロの
標的となる可能性がある施設等にはできる限り近づかない、(b)大勢
の人が集まる場所では警戒する、(c)周囲の状況に注意を払うなどし、
安全確保に十分注意してください。
(ロ)2004年12月、スマトラ島沖で発生した大地震によるインド洋の津波
はタンザニア沿岸部まで到達し、沿岸部に位置するダルエスサラーム
では、タンザニア人10人が死亡、漁船等が破損するなどの被害が発生
しました(日本人の死傷者や行方不明はありませんでした。)。
そのため、タンザニアでは津波警報システムの整備を始めています
が、地震情報などについて、最新の情報を入手するよう努め、海岸部
で大きな揺れを感じたり、海に異常を感じた場合は、近くの高台に避
難するなど十分注意してください。
(4)タンガニーカ湖岸付近
:「十分注意してください。」
(イ)タンガニーカ湖の対岸にあるコンゴ民主共和国では、2006年10月、
大統領選挙が実施されましたが、2007年3月、同選挙の結果を不服と
する勢力と政府軍との間で銃撃戦が発生しました。また同国北東部及
び東部地域には依然として武装した反政府勢力が存在し、度々暴力行
為が発生しており、2008年8月以降は断続的に戦闘が行われているこ
とから、政情が安定しているとはいいがたく、特に同国東部地域の情
勢は流動的なため、今後も十分注意する必要があります。
タンガニーカ湖岸付近に渡航・滞在される方々は、対岸のコンゴ民
主共和国の情勢も含め現地の治安情報の収集に心掛けるとともに、周
囲の状況に気を配り、十分に注意してください。
(ロ)2005年12月、タンガニーカ湖底を震源とするM6.8の地震が発生し、
隣国コンゴ民主共和国では建物の倒壊等による死傷者が発生しました。
またンゴロンゴロ自然保護区北部のオルドンニョ・レンガイ山は、現
在もたびたび噴火しており、その都度、周辺住民は一時避難していま
す。このような自然災害に対する防災システムは万全とはいえません
ので、常にニュースなどで最新の情報を入手するよう努めてください。
(5)ルワンダとの国境付近
:「十分注意してください。」
ルワンダはコンゴ民主共和国やブルンジといった情勢が不安定な近隣
諸国の動向に影響を受ける可能性があることから、ルワンダとの国境付
近に渡航・滞在される方々は、情報収集に心掛けるとともに、十分に注
意してください。
3.滞在に当たっての注意
滞在中は以下の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく
ださい。また、タンザニアの治安情勢は刻々と変化していますので、テロ
事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再検討し、状況に応じて適切
な安全対策が講じられるよう外務省、在タンザニア日本国大使館、現地関
係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向け注意事項
(イ)世界各地で発生しているテロ事件では、欧米諸国に関連した施設に
加え、一般市民が多く集まる場所も対象とされていることから、観光
客や欧米人の多く集まるような場所(ホテル、レストラン、バー、
ショッピングモール及びリゾート地等)においては、テロ事件が発生
する可能性も否定できませんので、周囲の状況に気を配る等十分注意
するとともに、情報収集にも心掛けてください。
(ロ)タンザニアにおける犯罪のほとんどは貧困に起因していると見られ
ます。特に都市部においては、銀行、両替商、現金輸送車、宝石店、
カジノ、高級レストラン等への襲撃・強盗事件が発生するなど、治安
の悪化が懸念されています。また、銃器、蛮刀、ナイフ等を使用した
強盗、家宅侵入強盗、薬物使用強盗、車両強盗、ひったくり及び詐欺
等が頻発していますので、外出する際には、高価なカメラ、腕時計等
の目につきやすいものはできるだけ身に着けず、犯罪を誘発しないよ
うに十分注意してください。
(ハ)タンザニア国内の特に都市部では、偽造紙幣が出回っていますの
で、注意が必要です。
(ニ)幹線道路では、大規模な交通事故が相次いで発生しており、邦人が
死亡する事故も発生しています。速度超過に加え、過積載、定員オー
バー、無理な追い越し、不注意・無謀運転、脇見運転、整備不良等が
事故を起こす主因となっています。バス、タクシー等の交通機関の利
用に当たっては十分注意してください。
(ホ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
で、到着後遅滞なく最寄りの在タンザニア日本国大使館に「在留届」
を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたと
き又はタンザニアを去る(一時的な旅行を除く)ときは、その旨を届
け出てください。
なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、
http://www.ezairyu.mofa.go.jp )による登録をお勧めします。ま
た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在タンザニア日
本国大使館まで送付してください。
(ヘ)外出中に不測の事態が起きた場合には、自宅や職場(旅行者の場合
はホテルや旅行エージェント)等の安全な場所に向かい、事態が静ま
るまで待機してください。
(ト)不測の事態に備え、海外旅行保険等への加入をお勧めします。また、
万一、不測の事態に遭遇した場合は、警察に通報するとともに在タン
ザニア日本国大使館にも連絡してください。
(2)観光旅行者向け注意事項
上記に加え、観光客等をターゲットにした誘拐及び薬物使用強盗や警
察官を名乗る者による恐喝等の事件も多発していますので、昼夜を問わ
ず十分注意してください。
(イ)誘拐:犯人の目的は金品であり、一般的に被害者を数人で押さえつ
け、犯人の用意した車両に押し込み、脅迫・拘束しつつ移動し、被害
者のクレジットカードを利用し、銀行ATM等で現金を引き出した後、
市街から離れた連絡手段のない場所で、携帯電話や現金を奪った後に
解放します。
犯人は、単独行動の人、金品を所持している人や隙がありそうな人
等にターゲットを絞って犯行に及ぶことが多いので、十分注意してく
ださい。
(ロ)ハイウェイ強盗:武装強盗団が幹線道路で石や倒木等で道をブロッ
クして観光バスを停車させ、乗客から金品を奪う事件が発生していま
す。
(ハ)警察官を名乗る者による恐喝:タクシーに乗ったところ、運転手に
ひと気のない場所に連れて行かれてタバコを勧められ、そのタバコを
手に取った途端に警察官を名乗る者が現れて、薬物不法所持の疑いが
あると脅され、現金をだまし取られるという事件が発生しています。
警察官を名乗る者から現金等を要求された場合には、相手に対して
(a)IDカードの提示を求める、(b)近くの警備員を呼ぶ、(c)在タンザ
ニア日本国大使館に連絡するなどしてください。
(ニ)隣国の、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和
国、ザンビア、マラウイ及びモザンビークにも別途各々渡航情報(危
険情報)が発出されていますので、併せて御留意ください。
(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在タンザニア日本国大使館
住所:Plot No.1018, Ali Hassan Mwinyi road, Dar es Salaam,
Tanzania.(P.O.Box 2577)
電話: (255-22) 2115827,2115829、2117383~4
FAX : (255-22) 2115830
ホームページ: http://www.tz.emb-japan.go.jp/index_i.html
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