スペイン:偽警察官による詐欺注意
1.最近、バルセロナ市内では、置き引きやスリに加え、偽警察官による詐
欺事件が急増していますので被害に遭わないよう注意してください。
偽警察官による詐欺事件の発生場所、手口及び対処法は、以下のとおり
です。
(1)発生場所
バルセロナ市内
(カンプ・ノウ、グエル別邸、ディアゴナル通り周辺、グエル公園、
サグラダ・ファミリア、サン・パウ病院、フランサ駅等)
(2)犯行の手口
偽警察官は単独ではなくグループで犯行に及び、多くの場合、きっか
けとして旅行者風の外国人が声を掛けてきます。
典型的な手口は以下のとおりです。
(イ)まず、観光客風外国人が親しげに日本人旅行者に近付いてくる(場
所を教えて欲しい、写真を撮って欲しいなどの口実が多い。)。
(ロ)偽の私服警察官が、薬物の取引や偽札所持容疑などの理由で、同外
国人に対して職務質問し、バッグの中、財布の現金、クレジットカー
ド等を確認した後に返却する。
(ハ)次に日本人旅行者に対して同様の質問をする。旅行者は偽警察官と
外国人とのやり取りを見ていることから、油断して財布等を見せてし
まう。
(ニ)財布内から現金の一部を抜き取ったり、クレジットカードの暗証番
号を巧みに聞き出したりして逃走する(カードの真偽を確認するとの
理由で、偽警察官の携帯電話にカード暗証番号を押すよう指示するこ
ともある。)。
(3)偽警察官の見分け方と対処方法
(イ)本物の私服警察官は、パスポートの提示を求めることはあっても、
旅行者の財布の中身やクレジットカードの暗証番号について街頭で質
問することはありません。このような質問をされた際には偽警察官と
思ってください。
(ロ)精巧な偽警察手帳(個人識別番号、写真付)が出回っているので、
提示された警察手帳により、本当の警察官かどうかを確認することは
困難な場合もありますので注意してください。
(ハ)職務質問を受けても、本物の警察官であれば、パスポート等の身分
証を提示すれば、それ以上の確認はしません。
(ニ)偽警察官の中には偽札検知機やクレジットカード支払機のような機
械を所持し、偽札や偽造カードの検査をしたいと言ってくる者もいま
すが、財布の中身を提示する必要はありません。
(ホ)相手にせず無視することが良いのですが、それでもしつこく食い下
がってくるときには「一緒に警察署に行きましょう。」と言うか、又
はその場で総領事館に電話してください。近くの一般人等に大声で助
けを求めることも有効です。また、警察への通報のために車両ナンバ
ーや犯人の特徴等をメモしたりすることも重要です。
(ヘ)なお、スペイン人以外の外国人の犯人が多く、英語やスペイン語が
流暢ではない犯人が多いとの情報があります。
2.その他
偽警察官以外にも、バルセロナ市内の観光地、地下鉄、レストラン等で
は外国人旅行者を狙った巧妙な置き引きやスリの被害が多発していますの
で被害に遭わないよう注意してください。また、パスポートや貴重品の盗
難被害も増加していますので、十分注意してください(詳しくは、海外安
全ホームページの「安全対策基礎データ」、「海外安全劇場」及び「海外
邦人事件簿」を御参照ください。)。
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省領事局海外安全邦人課
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在バルセロナ日本国総領事館
住所:Edificio Caja Madrid, Av. Diagonal, 640, 2-D 08017
Barcelona, Spain
電話: (34) 93-280-3433
FAX : (34) 93-280-4496, (34) 93-204-5439(領事班直通)
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